中妻クリニックは、外来が専門の医院です。ですから、全身麻酔や腰椎麻酔が必要で、入院しなくてはいけないような、大きな手術はしておりません。
局所麻酔で可能な、おできや、切り傷の処置などの小外科、痔の内科的な治療を行っています。
切り傷の処置について
切り傷の患者様については、まずは以下のような傷の状態をしっかり観察します。
- どの部分が切れているか
- どれくらいの大きさ、深さで切れているか
- 傷は汚れているか
- 手の傷なら、切った先の指に運動や感覚の異常はないか
- 顔の傷なら、顔の動きに異常はないか など
しっかり圧迫しても出血が続くようなら、局所麻酔(注射の麻酔)をかけてから縫合処置をします。
また、いったん止血していても、すぐに出血しそうだったり、深く切れていたりといった場合には、やはり麻酔をして縫合することになります。
局所麻酔の注射は、確かに少々痛みを伴いますが、細い針でゆっくり注射することで、痛みはかなり抑えられます。麻酔をかけてしばらくすると、見る見るうちに傷の痛みは感じなくなります。この状態で、傷の汚染があれば、しっかり洗う処置をします。